2025年12月3日水曜日

人とのかかわり方について

 



今朝の朝礼では、校長先生から「人とのかかわり方」について、大事なお話がありました。下記に話をした内容を載せています。ご家庭でもお話をしてみてください。

最近、学校のなかでとても気になる出来事が続いています。それは、相手よりも上の学年の子が、下の低学年の子を追いかけたりとか、集団で囲んで問い詰めたりとか、ことばであおったりとかということがありました。なにか理由があったり、気持ちがモヤモヤしていたり、誤解があったのかもしれません。けれども、大きい学年の子が、まだ体も心も小さい1年生や低学年の子に対してそんなことをするのは、絶対にしてはいけないことです。もちろん同じ年どうしでも絶対にしてはいけないことです。これは「いじめ」です。

いじめは、相手の心を傷つけたり、怖い思いをさせたりする行動です。たとえ、ふざけているつもりでも、自分は間違っていないと思った行動でも、相手の気持ちを考えずにやり過ぎたり、相手がいやだと思っていたら、それはいじめです。

学校は、みんなが安心して過ごせる場所でなくてはいけません。誰かが怖い思いをしたり、自分だけ弱い立場になったりする学校にしてはいけません。

上の学年のみなさんには、下の学年のお手本として、思いやりのある行動をしてほしいと思います。力がある人、学年が大きい人ほど優しくできるーそれが本当に強い人です。

そして、もうひとつ。もし、困ったことがあったり、もし、誰かに言われていやな気持ちになったりしたら、ひとりでがまんしないでください。必ず、近くにいる先生に伝えてください。先生たちは、みなさんを守るためにここにいます。

みんなで、安心して学校生活を送れるようにしていきましょう。今日も1日、気持ちよく過ごしましょう。